マンガ「宝達志水町 移住・子育て編」が発行されました
こんにちは。
イラストレーターのHarinaTaku(ハリナ タク)です。
2021年の初頭から進めていた宝達志水町の魅力を紹介するマンガが、10月から発行されることになりました。
役場の皆様をはじめ関係者の方々に改めてお礼申し上げます。
ありがとうございます。
漫画は町のHPでもご覧いただけますので是非、読んでみてください!
・宝達志水町HP
「宝達志水町公式サイト-マンガで町の魅力を発信」
漫画を発行するにあたりTVや新聞社の方々から取材も受けさせていだだきました。
・HAB
移住先としての魅力を漫画で発信 石川・宝達志水町 2021.10.6放送
・石川テレビ
漫画で町の魅力を…石川・宝達志水町が移住促進で“オリジナル漫画” 首都圏での催事等で配布へ
・中日新聞
宝達志水で子育てを 町、移住者増加へ取り組み
取材では上手く伝えきれなかった部分もあったので、少し振り返ってみます。
マンガは町の問題の一つである若者の減少や町のPR不足を解消するための「学習まんが」を作ろうと始まりました。
ご依頼を受けた当初は町のことをあまり知らなかったので、初めは学校の各学級の様子や広報をHPにある分全て読み、町の議事録等の資料にも目を通しました。
そうすると町が力を入れている部分や抱える問題も見えてきます。
まず目標をマンガで町を知ってもらい移住候補の一つに検討していただくことにしました。
そのためマンガのメインターゲットは「子育てを検討している夫婦又はカップル」です。
とりあえず町を知らない⼈にアプローチするので物語は、
①移住者向けにやっていること
(・住宅・⼦育て・補助支援・起業)
②町が胸を張って宣伝する魅⼒
(・⾃然・健康・犯罪事故の少なさ・名産・名所・教育支援)
③⽣活する⼈々のつながり
(・地域の祭り・イベント・教育現場との連携)
を中心として考えました。
またマンガによって読み手を限定させないように、
・キャラクターはなるべくシンプルで癖の強くないものを意識
・実際に足を運んでいるように追体験してもらうため、背景や食べ物は写実的に描く
・説明しすぎないように、リアクションや会話を適度に挟んでいく
等々色々気を付けました。(実力不足もあります…)
打ち合わせや取材も時間をかけた部分です。役場の方々と一緒に町の人や施設にも足を運んで自分が気になることを聞いて回りました。本編と関係ない質問もしましたが、マンガのリアリティを高めるのに一役買っていると思います。プロットやネームもその都度改善されたので、色々な人の話を聞く重要性は個人創作にはない醍醐味だと思いました。
ネーム
完成版
特に町の魅力を絞るのは大変な作業で伝えきれなかった部分もあります。マンガはあくまでもストーリ形式なのでセリフが説明ばかりになると入り込めません。
その塩梅を打ち合わせを重ねる中で調整していくため、人の話を聞くだけでなく自分から話していく必要があるんだと学びました。こちらが提案をして相手が初めて想像できることもあるんだと思います。
それについては力至らなかった点が自分の中に何点かありました。今後も精進していこうと思います。
田舎暮らしや移住は簡単ではありません。
けれど私が移住マンガで出来ることは
「伝えることを明確にし、楽しくマンガを読んでもらう技術を惜しまない」
ことだと思います。自分の制作したマンガが少しでも移住最初の一歩を軽くして、町の魅力をよりよく伝えられる作品になれたら幸いです。
お仕事のご相談は随時受け付けております!
ご相談がございましたら、ご依頼についてに目を通していただいた上でContact又はメールアドレス【illustrator@harinaworks.com】からお問い合わせください。